空飛ぶITコンサルタント

企業内診断士のヨシダが「AI」「パン」「働き方」について語ります

コロナウイルスで「イベントが中止になるのは悪いことじゃない」売店主の叫び

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1.社長が語るコロナウイルスの影響は予想外

私は中小企業診断士なので、地方の経済に貢献したいという強い意志を持っており、中小企業にお役立て出来るように日々切磋琢磨、実力を蓄えています...が!私達中小企業診断士は規定の診断実績と規定の理論政策研修を受けないと5年後にせっかく1,200時間もかけて合格した資格が失効していまうので、チョコチョコと街に出ては診断先を開拓するチャンスを日々伺っているわけです。

といっても何の実績も無い、ちょっとITに詳しい診断士をホイホイ受け入れてくれる所は無く、昔付き合いのあった酒屋さんに顔を出すことが多いのが実情です。

その酒屋さんの社長とコロナウイルスについて話をしたのでまとめてみます。

 

2.イベントが中止になるのは悪いことじゃない

イベントが中止になるのは悪いことだけではない。

最初に伺ったのはこの件、へぇ、そんな考え方もあるんだーと納得。

どのイベントかは申し上げられないですが、まあ無観客で興行しているスポーツ会場で飲食関連の売店を開いている事業主と説明しておきます。

なぜイベントが中止になることが悪いことじゃないのか。それはスポーツ会場季節性に起因します。

「野球場 フリー画像」の画像検索結果

例えば野球を想像してみてください。現在オープン戦が無観客試合で行われていますが、例年のお客さんの入りはどうでしょう。セ・リーグの平均ホーム観客動員数の統計資料(http://npb.jp/statistics/2019/attendance_cl.pdf)によると

読売ジャイアンツ 平均3万人強

千葉ロッテ  平均2.3万人

一方オープン戦はどうでしょう。少々資料は古いですが2016年の資料によると

baseballking.jp

読売ジャイアンツ:平均2.6万人 最低1万人。

千葉ロッテ:平均0.7万人 最低0.4万人。(ゲッ!)

簡単な話、客が少ない中、飲食の売店は「損益分岐点売上高をショートして赤字を垂れ流す」ことは想像に難くない訳です。事実そうだと社長は語るわけです。

 3.考察

定期的に興行するイベント会場において、例えば野球であれば夏から秋が興行のピークであって、入場客のピークであって、売店の売上高のピークです。

ただ売店はその出店場所の権利を守るために興行中は常に営業を求められます。4万人来客があるときでも0.4万人しか来客が無い時もずっとです。売店営業は黒字赤字の繰り返しであることが理解できるでしょう。結構辛い。この辛さはサラリーマンにはわからない。

その春の閑散期「コロナウイルス広まるから営業中止!」と国からお達しがくればどうでしょう。

売店は興行主に義理を通す必要もなく休業することができ、赤字幅を縮小することもでき、小さな事業主なら「数年ぶりに日曜日休めたヨ!」という働き方改革の実現を達成できた方も少なくないはずです。不幸中の幸いとはこのことでしょう。

今回の訪問は勉強になりました。世の中悲観的なニュースばかり垂れ流すマスコミの皆様、少し違ったベクトルで物事を見てみてはいかがでしょうか。もちろん読者の皆様も。

 

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