空飛ぶITコンサルタント

企業内診断士のヨシダが「AI」「パン」「働き方」について語ります

日本のケイデンスは落ちている 自転車レースチームの平均年齢と順位の相関から

今年もママチャリレース参加!

  • ママチャリレースは10人チームで1周3.5km、アップダウンのある舗装コースをロードバイクではなく普通のママチャリで交代で駆け抜けるスプリント力と回復力が試されるレース。

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「元気な中年」チームに参加しはや10年

  • 初めて参加した時、まだ20代だった私は既に不惑の年が眼前に。「若者」ゾーンから「オジサン」ゾーンに突入した実感は、近年このママチャリレースで突きつけられる。
  • 普通の「オジサン」は1周全力で7分から9分位のタイム。そして交代後大体7分から9分位、走行時間と同じ時間位「倒れて」「突っ伏して」「ゼーハー喘ぐ」ことになるレース。筋肉の出力より呼吸器の性能が重要。

「元気な中年」にはタイムの限界がある

  • 私が参加させて頂いているチームは例年上位60%圏内下から数えたほうが早い。競技者に近い6分台のタイムを「若者」時に叩き出していた私も、今年は頑張って7分台。普通の「オジサン」ゾーンに突入。衰えました。悲しいものです。
  • 今年は「助っ人若者」を2名入れてのチーム編成。1名は朝6時までバイトし不眠不休の「20歳の若者」。しかし早い。一気に順位が上位25%圏内になり、「元気な中年チーム」はその飛躍に喜んだのだが...

ママチャリレースに日本の縮図を見た。

  • レース後、ふと頭の中に「ケイデンス」という単語が。
  • ケイデンスとは「1分間に自転車の車輪を何回転できるか」つまり進む距離を指す。自転車競技における重要指標。重要バリュー。
  • 年齢と共に体が耐えれるケイデンス値は落ちる。だからゼーハーしても距離(バリュー)が出ない。「いやそんなこと無い!まだまだイケる!」と叫ぶ行為自体体力低下の証拠。(ランニングマシンにも「ケイデンスモデル」が書いているケースがあるから興味ある方は見て欲しい。)
  • さて視点を変えると社会の「ケイデンス値」も落ちていることに気付かされる。「元気な中年」労働者にも仕事のケイデンス(バリュー)に限界がある。特に純粋な肉体労働のケイデンス(バリュー)は加齢と共に落ちていく。ゾッとする。人不足は「若者不足」を指す。決して「中年不足」ではない。

    「効率化」は「もし若者だったら」の視点が重要

  • 「若者」が入るとチームのバリューが向上した。こんな労働環境沢山日本にはある。ママチャリレースだけではない。
  • 効率化のアウトカム「若者が会社(チーム)に入ったらこんなに楽できるのに...」という視点で見つめ直すと、ポイントが見えてくる。学びと日焼けで真っ赤に焼けた肌を得た1日。良かった。

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